日本人投資家向けに海外FXサービスを提供するIS6FXは、2021年9月29日から、自動的に決済されるロスカットレベル(ストップアウトライン)を50%以下から20%以下に変更しました。
IS6FXのロスカットレベルの変更内容
変更前のロスカットレベル
- 証拠金維持率が50%を下回った場合にロスカット
2021年10月4日変更後のロスカットレベル
- 証拠金維持率が20%を下回った場合にロスカット
変更後以降は、証拠金維持率が50%を下回りましたらマージンコール、20%を下回った時点で強制ロスカットが執行されます
ニュース考察

海外FX業者のロスカットレベルは、どの業者も国内FX業者の100%以下というロスカットレベルよりも低めに設定される傾向にあります。
海外FX業者のロスカットレベル設定の傾向として
- 50%以下
- 20%以下
- 0%以下
という3つのケースが多いのですが、海外FX業者の最大手のXMTradingも20%以下であることから、新規参入してきた海外FX業者は、20%以下、もしくはそれよりも低い0%以下に設定しているようです。
IS6FXは、XMTradingも高い50%以下という設定だったのが、他の海外FX業者と比較してデメリットとして目立ってきたため、20%以下への見直しを図ったものと考えられます。
海外FXではハイレバレッジトレードが売りであり、「少額の証拠金をできるだけ最大限利用したい」というニーズがあるため、当然、ロスカットレベル(ストップアウトライン)の低さも重要な選択基準となります。今後も、多くの海外FX業者が20%以下、0%以下に基準を下げてくることが予想されます。
