日本人投資家向けにサービス提供するBigBossは、2021年2月18日からレバレッジルールを変更しました。
BigBossレバレッジルール変更の目的
リリース上は
- 取引の安定性確保
- プラットフォームの健全性維持
- 投資家皆様の資金保全の強化
を目的としたレバレッジルールの改定となっています。
2021年2月18日から選択式から、残高変動制に切り替わり、既存口座ももれなく変更となります。
BigBossレバレッジルール変更の内容
2021年2月18日以前のレバレッジルール
口座開設時に最大レバレッジを選択する方式
- 25倍
- 50倍
- 100倍
- 200倍
- 400倍
- 500倍
- 999倍
2021年2月18日以降のレバレッジルール
口座残高に応じて自動的に最大レバレッジが決まる方式
米ドル口座
- 5万ドル未満:999倍
- 5万ドル以上:200倍
- 10万ドル以上:100倍
日本円口座
- 500万円未満:999倍
- 500万円以上:200倍
- 1000万円以上:100倍
レバレッジ変動のタイミング
毎日「EOD(End of day)」のタイミングで、その時点の口座残高に応じて更新(1日1回)
EOD(End of day)
夏時間 6:05(日本時間)
冬時間 7:05(日本時間)
レバレッジ対象口座
スタンダード口座
プロスプレッド口座
FOCREX口座(下層通貨口座)
※複数の取引口座を保有している場合は、口座単位の残高でレバレッジが設定されます。
※ボーナスは、レバレッジを決めるための口座残高に含まれません。
レバレッジの対象外商品
- 一部のマイナー通貨ペア(USD/RUB、USD/TRY、USD/ZAR) 最大レバレッジ:50倍固定
- CFD商品(貴金属、株価指数、エネルギー) 最大レバレッジ:50倍固定
- 仮想通貨 最大レバレッジ:5倍固定
BigBossレバレッジルール変更の注意事項
- 既存口座もレバレッジルール変更の対象
- 既存口座で最大レバレッジが999倍未満に設定されているものも、最大999倍に自動的に変わる
- 2021年2月18日以降は、口座開設時の最大レバレッジの選択肢は「999倍」のみになる
ニュース考察
なぜ、BigBossがレバレッジルールを変更したのかというと、海外FX業者は、追証ゼロ(残高のマイナス分は海外FX業者が補填)という仕組みを取っているため、高額な残高を持つ投資家が999倍でトレードして、強制ロスカット(ストップアウト)が間に合わなくなると、BigBossが負担する損失が増えてしまうのです。
この損失リスクを最大限に減らすためには、口座残高の大きい大口投資家ほど、レバレッジを引き下げるルールの方が都合が良いのです。
口座残高に応じたレバレッジ変更という仕組みは、XMTradingやIS6FXなどが導入している仕組みです。
ボーナスが手厚い海外FX業者ほど、ハイレバレッジでのギャンブルトレードをする投資家も多く、ギャンブルトレードは、ロスカットによる損失が発生しやすいのです。だからこそ、ボーナスの手厚い業者は、口座残高に応じてレバレッジを下げるレバレッジルールを導入しています。
BigBossも、以前は、積極的にボーナス展開をしていなかったのですが、近年は比較的積極的にボーナスを展開しているため、このようなレバレッジルールの変更を行ったと推察されます。
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