日本人投資家向けにサービス提供するBigBossは、2023年9月1日から仮想通貨取引所「FOCREX」を「CRYPTOS」へ名称変更とサービスのバージョンアップをしました。
BigBoss「FOCREX」から「CRYPTOS」への変更内容
取扱通貨の拡充
- 不動産担保型トークンの「RSVC」
- オンラインウォレットBXONEが発行する独自トークン「BXC」
- 日本のベンチャー企業GVE株式会社が開発した「EXコイン(EXC)」
- BigBossの独自トークン「BigBoss Coin (BBC)」
口座開設方法の変更
- 「FX口座」の開設時に「CRYPTOS口座」も併せて開設する形へ
- 同口座をお持ちでない既存ユーザーに自動で追加開設として「CRYPTOS口座」を開設
「FOCREX口座」の今後
- 「FOCREX口座」は段階的に終了
ニュース考察

BigBossは、海外FX口座のスペックとしては、ボーナス重視の業者で、独自性が薄かったのですが、その中で自社の仮想通貨取引所「FOCREX」を立ち上げ、仮想通貨に注力する姿勢を取ってきました。
ただ、その反面、「FOCREX」口座開設数が順調に伸びていかない背景があり、「CRYPTOS」へリニューアルオープンすると同時に、既存ユーザー、新規ユーザーに強制的に「CRYPTOS」口座を開設させる形に変えて一気に利用者を伸ばしていきたいのだと推察されます。
投資家からすれば、仮想通貨用の口座が強制的に解説させられるのはあまりうれしいことではありませんが、仮想通貨の取扱商品が増えることはメリットとも言えます。今後、FX投資家にも、「CRYPTOS」を絡めたキャンペーンなどを展開していく形に期待しましょう。
