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次世代デジタル小切手清算システム導入、わずか1日でスピード換金ーー英国

英非営利決済団体「チェック・アンド・クレジット・クリアリング・カンパニー(C&CCC)」は3月22日、英国で次世代小切手清算システムが今年10月から本格的に始動すると発表した。

英銀行で昨年7月からテスト運転されていた画像ベースのデジタル小切手で、英国では通常6日を要する小切手の現金化がわずか1日に短縮される。

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(写真=Thinkstock/Getty Images)

ラッドフォードCEOは「デジタル小切手が決済産業の未来を変える」

需要は徐々に減っているものの、まだまだ根強い人気を誇る小切手。昨年の取り扱い件数は4億7700万件。デジタル化に出遅れたB2Bでは、現在も年間25兆3520億円相当(Payment.comデータ参照)が小切手決済というから驚きだ。

小切手決済は受け渡しの際に現金よりも安心という利点があるが、郵送や手渡しといった手間暇に加え、現金化に日数を要するという最大の弱点がある。その弱点を飛躍的に改善したのが、10月から一般利用も可能になるデジタル小切手だ。

独自の「イメージ決済システム」経由で小切手のデジタルイメージを銀行、信用金庫間でやりとりする。これにより清算プロセスの著しい効率化が期待できる。

現在のところ2種類の普及法が提案されている。従来どおり紙の小切手を銀行の窓口でデジタル化するか、あるいはスマホのアプリから読みこむ。筆者の利用している支店でも試験版を導入しているため何度か利用したことがあるが、いわゆるスキャナーのようなものだ。スクリーンにデジタル化した小切手が表示され、金額や払いこみ先を確認すれば完了する。

C&CCCのジェームス・ラッドフォードCEOは「デジタル小切手が決済産業の未来を変える」と、需要の拡大を確信している。2018年上半期を目途に、すべての小切手のデジタル化を目指しているそうだ。

英国で小切手が導入されてから358年の月日を経て、小切手がより便利で身近なものへと生まれ変わろうとしている。(FinTech online編集部)