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スマホ証券・One Tap BUYが求める「ジャージで徹夜も平気」なタフネス

目指すのは「スキルのある人材」の採用

実際、ベンチャーやスタートアップのような環境でも、意欲的に働けることは重要だと同社は考えている。水野氏も、頭の固い人や能動的に動けない人材にとっては難しい職場で、うまくマッチしないのではないかと話す。「ムチャ振り」される業務にも前向きに取り組み、こなしていける胆力が求められていると言えそうだ。

(写真=FinTech online編集部)
(写真=FinTech online編集部)

水野氏は採用候補者のそうした熱意を見極めるために、「情熱的に仕事をできるかどうかが重要だ。ものすごい量の仕事がお客さんからきたとして、部署の垣根を超え、身なりなどを気にせず、ジャージを着て徹夜で仕事できるかどうかを尋ねたりもする」と話す。そうした状況はこれまでにはないというが、それくらいの熱意や柔軟性があるかどうかを見ているということだろう。例えば過去には、その質問に対して『おもしろそうですね』とリアクションをした候補者もいたが、そのように楽しめる人が望ましい」などと話した。

人材採用は次のフェーズへ

他方で、同社によれば、人材の不足も実感していたところ。FinTech業界ではなかなか人材が集まらず採用に課題を抱える企業も多いと言われてきたが、One Tap BUYでも同じ印象を持っているとのこと。

例えば、同社はかつて、スマートフォン向けのアプリマーケティングの人材を募集したことがあるが、200人の応募の中、経験者はゼロだったという。また大企業からはまだまだ人材が流れてきておらず、ベンチャー企業で安定していない点や待遇面で、ギャップがあり、よい人材の獲得には至っていないのが現状だという。時には、中国の孫会社を通じて、中国人の人材を募集することで、必要な人材をまかなっている。

アツい想いや人柄を重視して採用活動を行ってきたOne Tap BUYも次のステージに進みつつあり、今後はスキルを持った人材の募集も進めていきたいとのこと。新たなフェーズを前に採用計画も見直す予定で、改めて作り直す構えだ。

(写真=FinTech online編集部)
(写真=FinTech online編集部)

他方で、今後はスキルを中心にした人材採用も進めていきたいとするOne Tap BUYの職場がどのように充実していくか、どんな組織になっていくのかについても興味をひきそうだ。(FinTech online編集部)

株式会社One Tap BUY
本社:〒 106-6137 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
代表取締役CEO: 林 和人
資本金:18億2,0004万円
スマホを3タップ、1万円から米国株式を購入できるスマホ証券アプリを提供する、スマートフォンに最適化したスマホ証券会社。「投資をもっと身近にしよう!」との目標に向かって、特許の取得などの準備を進めてきた。2016年6月には一般向けサービスをローンチしており、すでに誰でもアプリのダウンロード、同アプリを通じて取引用の口座を開設し、米国株式へ投資できる。